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求める人物像

かの松下幸之助氏がご自身で創設されたPHP運動のメッセージとして「素直」さが大事と言っておられるのを本で読んだことがあります。
素直な心といいますと、とかく何に対しても従順といった消極的な意味に解釈される場合が多いようです。しかし、私どもが提唱する素直な心とは、「なにものにもとらわれることのない心」「私心なくくもりのない心」つまり、物事をありのままに正しく見ることのできる心のことです。
ですから、私たちが素直な心になれば、物事のありのままの姿、実相が見えてきます。したがってある事柄が正しいかどうか、こういうことをするのが適切かどうかといった判断が、私利私欲にとらわれることなく適時適切に下せるようになってきます。そこからはなすべきことをなす勇気や他人の意見に耳を傾ける謙虚な態度、相手の立場を考える思いやりや寛容といった豊かな心が、おのずと生まれてくるでしょう。そのように、素直な心とは、人を強く正しく聡明にするものだと思うのです。〈PHP研究所ホームページ 創設者メッセージより〉 こども園の仕事は、次世代を担う子どもたちが育つのを手助けするという、たいへん意味のある大事な仕事です。そして、私たちも、そのとらわれのない子どもたちの素直さに出会う職場で、ともに育ち直しをし、また成長する機会を与えられているのです。私たちが子どもたちにふさわしい人的環境として必要なこととして、人間はともすれば欲望や感情にとらわれ、誤ることがありますが、そうならないためにいつも理にかなっているか反省する気持ちが必要です。
松下幸之助氏が言っておられるように、素直な心こそあなたの人格を引き上げ、人生をよくする道だと思います。
教えられたことを私情や理屈で曲げずに、素直に受け入れて実践できる人は、知恵の一滴を与えられただけでも、習わずとも広大に伸びて行きます。こども園の枠内だけでなく、子どもたちのため、この世の中のために力を尽くせるよう共に学んで行きましょう。

実習生の方へ
はつの・あそびの森こども園の保育者は一方的に教え込むのではなく、子どもの力を信じて主体的に活動できる環境を整え、子どもの自発的な活動を促します。
そのためには「教える保育」から「子ども自ら活動する保育」への発想の転換をして保育内容を、子どもたちが積極的に活動に関われるかどうかを中心にいつも考えて日々改善しています。
そして子どものモデルとなる者として見守りながら働きかけていきます。

