保育について

給食について

ご飯―圧力鍋で炊いた玄米や3分づき米を主食にしています。
汁もの―いりこ、昆布、椎茸、かつお節などからしっかりとだしをとり、松合食品や気候の良い時期に園
    で作った味噌を使用しています。
おかず―高野豆腐のはさみ揚げやもちきびポテトなど、旬の野菜や乾物を多く取り入れています。
調味料―白砂糖は使わずに、きび砂糖やてんさい糖、黒砂糖を使用しています。
    塩は化学塩を使わず、天日塩を使用しています。
    しょうゆは丸大豆やにがりを含む塩を使い、昔ながらの天然醸造のものを使用しています。
おやつ―添加物は一切使わず、全て手作りで提供しています。

子どもたちの健康的な体づくりを食事の面でサポートし、また食べ物に興味・関心を持ってもらうために、様々な創意工夫で子どもたちを迎えています。

保育のしかた

○総合的な保育 ―3つの発達の段階―
クラスを年齢別に5つに編成しています。乳幼児期の6年間を次の3つの生活ステージに大きく分けて把握しています。
① 0〜1歳クラス
十分に行き届いた養護環境が重要な意味をもち、くつろいだ雰囲気の中で自発性の基礎を培うような保育に重点を置きます。発達の状態に応じて、0歳児クラスと1歳児クラスが連動した保育集団を作ります。
② 2歳クラス
自我の芽生えに伴う自己活動を十分に保障する環境の構成が大切になります。このため2歳児クラスは、独立した部屋になっています。
③ 3〜5歳クラス
自発的な自己の活動と友だちとの関わりが著しく発達します。そのため、子どもの相互関係づくり、特に社会性を伴う集団生活の意義が大きくなります。個人の特性にも差異が大きくなるため、一人ひとりの発達課題をはじめ、興味・関心(情意面)、習熟度(認知面や技能表現面)などに応じた「選択の機会」を多く用意します。

○異年齢集団の中での体験
年齢別のクラスを基盤にしながらも、0〜1歳クラスと3〜5歳クラスは異年齢の中で、一人ひとりの発達課題に合った体験ができるようにしています。今後は2歳児から5歳児までの異年齢保育を充実させていきます。

○自発的な遊びと主体的な活動
遊びにおいては、子どもが自発的で意欲的な活動ができるように、一人ひとりの発達課題に対応したゾーンを用意し、興味や関心などによって選択できます。

○地域に開かれたこども園に
就園前、または就学前のお子さんのいるご家庭を対象に、一時保育や育児講座など、子育て支援を行っています。(詳しくは別ページ「園について」をご参照ください。)

複数の保育教諭で発達の記録を作成し、より多くの視点から子ども一人ひとりの成長を捉え、その子に合った保育を実践していきます。