今日は大変良い天気になりました。
午前中に神社へ初詣をすませ、午後からは少しの時間でしたが、
ロードバイクで気持ちよく海岸線を流しました。
本当に久しぶりに自転車に乗ることが出来てスッキリできました。
一人の時間は物事を考えるのに最適です。
今、NHKでマイケル・サンデル教授の「ハーバード白熱教室」総集編を見ながら、
この日記を書いています。
「これから『正義』の話をしよう。」政治哲学で有名なマイケル・サンデル教授。
昨年は彼の人気もあって哲学がブームになりました。
私にとっては自転車に乗っているときが最高の「哲学」する時間ですが、
この頃は、なかなか時間が取れません。
あとは、ひとりで考え事ができるのはトイレやお風呂でしょうか。
しかし、これも子育て真っ最中の期間ではなかなかゆっくり出来ないです。
従って今は、奥さんにも、うけがよく、最も「哲学」できるのは「掃除」をしながらです。
自転車に乗れないので、掃除が運動にならないか、掃除をしながら効率よくフィットネスできないか意識しながらやってます。
お正月の楽しみのひとつに年賀状をいただくことがあります。
今年は卯年(うさぎ年)ですので、様々な工夫のうさぎが描かれているものがありました。
しかし、干支は「卯(うさぎ)」という言い方は正しくありません。
「干支(えと)」とは、正確には「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の組み合わせです。
2011年の場合、十干は「辛(かのと)」、十二支はご存知の「卯」なので、干支は「辛卯(かのとう・しんぼう)」となります。
「辛」は、鋭い刃物を描いた象形文字で、刃物で刺すことを意味し、「新」に通じて、「新生」「革新」を表すそうです。
一方の「卯」は、「冒(ぼう)」と同じで、「芽(かや)」の意味。
芽や葉が茂ることになり、「茂」に通じる。十二支の動物はおぼえやすいように後でつけられたのだそうです。
国によってはうさぎでなくて猫の国もあるとか。
植物にたとえると、「辛」の年には、いったん枯死した後、新たに発芽し、明るい春の訪れとともに青葉が生い茂ることになるのだそうです。
保育園も昨年はいくつかの「新しい」取り組みの準備を進めてきましたが、今年それらがうまく芽を出すのかどうか。
干支のとおり、「新生」「革新」の年にしたいと思っていますが。。。
まずは、4月から定員を60人に引き上げます。国からの運営費単価が下がるので定員に満たないと苦しいのですが、できるだけ皆様のニーズに応えたいと思って決断しました。
他にも具体化していく取り組み、アイデアがあります。
世界で初めて量産型MTBを世に出したアメリカのスペシャライズド社の社是は「Innovate Or Die」(革新あるのみ)だったと記憶していますが、保育園もこうありたいと心に留めています。
いやー積もりましたね。水俣ではこれだけ雪が降るのは年に1回あるかないかですが、子どものようにうれしかったりします。(ご苦労されている方もいらっしゃるかもしれません、ごめんなさい。)
雪だるま作ったり、雪合戦をしたりしている子どもたちの様子を想像したりして休み中で残念だなあと思いましたが、保護者の皆さんの登園、降園を考えると休み中でよかったなあと思います。
滅多に降らない街でこれだけ積もると当然、交通が混乱するのですが、ウチの車は年中スタッドレスタイヤ履きっぱなしなので、こんな日はこれまた、うれしかったりします。
やっと4WDの実力出せたーといった感じです。
昔、ガンガンとスキーに行っていた頃を思い出し、運転しながら思わず
ユーミンの「ブリザード」を口ずさんじゃったりします。
でも、今思えば、日本中がスキーをやらされていたのかも。おそるべし!
クリスマスは如何お過ごしでしょうか。
我が家では長男が「クリスマスの正しい迎え方」なる情報を本から仕入れてきて実践しておりました。
正当派のクリスマスでは、プレゼントを持ってきてくれるサンタさんのために、ジンジャークッキーと飲み物を置いておくそうです。
それに添える手紙をせっせと書いていましたが、その様子を見ていて思わず大爆笑しそうになりました。(ぐっと腹がねじれそうになるのをガマンしながらこらえましたが)
サンタはフィンランドから来るので漢字に「ふりがな」をちゃんと付けたのだそうです!
なんて、おバカだけど素敵な息子よ!と抱きしめたくなりました。
苦労もありますが、子育てはこんな嬉しいこともたくさんありますよね。
給食チームの研修で熊本市小島にある金守製油所を訪ねました。
(熊本市のさくらんぼ保育園さんとご一緒しました。)
なかなか給食担当は全員そろって研修に出ることが難しいのですが、保護者の皆様のご協力により(お弁当の日ということで)学ぶ機会を設けることができました。ありがとうございます。
以前より、「保育園で使用している食材の産地を訪ねたいね」という話をしていたのですが、今回は食材の仕入れでもお世話になっている熊本市錦ヶ丘のビオ天粧さんのご協力により実現しました。
金守製油所では国内産の菜種を昔ながらの「玉締め」という方法で搾油されています。
菜種を炒って
蒸して
石臼のような機械で絞ります
絞ったかすはこのようになります。
写真ではわかりませんが、さわるとカチンコチンでコンクリートのようです。
機械で砕いて肥料などに利用するそうです。
これは「フィルター」となる織布。使用前
使用後
絞りたての油は琥珀色でとてもいいにおいでした。思わず飲みたくなるほど!?
油というよりジュース?といってもいいかも。
しかし、このままでは製品にはなりません。床下に埋め込んである大きな瓶で3ヶ月ねかせて不純物を分離させるそうです。
現在主流の薬品を使ったりやお湯で洗ったりする製法では速く製品になりますが(商品として早く現金化できる)、その分、抗酸化物質も無くなってしまいます。こうした昔ながらの自然な方法ですと、良い成分もこわすことなく、酸化しにくい良い食用油となるわけです。酸化した油が様々な病気のもとになっているといわれています。
子どもたちのために、このような良い油を使えるのは本当に有り難いです。
この貴重な油、保育園ではフライヤーなど使わずに揚げ物も鍋で大事に使っております。
《もう一言》
小島は昔、海運で栄えた街。今も水路がたくさん残っています。このような工場も水車を利用していたのかもしれません。今は動力は電気ですが、ひとつのモーターでベルトを介して全ての機械を動かしていました。
ということは一斉に動くので準備や段取りが整わなくては出来ません。ご夫婦お二人だけでされていますので、本当に大変なご苦労の上に成り立っています。本当に感謝、感謝です。